ある日の日曜日。



「ね、東條くん!来週の水曜日どうする?」


今日は、彼の家でまったりデート。

ソファーに座って野球の雑誌を見ている彼に近づいた。


「ったく……失点しまくりだな」


「ちょっと!あたしの話聞いてる?」


勢いよく、彼の隣に座った。


彼は目線は、雑誌に向けたまま。


「実夏、うるさい」


「むぅ~~!」



彼の肩に頭をのせる。


そのまま目を閉じた。