どうして僕が瑞穂の為に傷付かなくちゃいけない? どうして僕が瑞穂の為に生きなくてはならない? でも……逆らう事なんて出来なかった。 だって僕は、瑞穂を守る為に生まれてきたんだから。 瑞穂を守る為だけに生まれてきたんだ。 仕方がないのかもしれないね。 だから瑞穂が嫌いなんだ。 心の底から瑞穂が憎くて憎くて堪らなかった。