僕はいつでもキミの傍に


「……誰も知らない……絶対に隠さなければならない……秘密」

ブツブツと一人で呟きながら、俺の低スペックの脳みそで必死に考えてみる。

……ってか、なんで霧島修司は俺を呼び出したりなんかしたんだ?

それに結局会いに来なかった上に、あんな事件を起こしたり。

しかも逃げる様子も無く、あっさりと警察に捕まるし。

まるで一刻も早く捕まって自供しなければならない。

……そんな風に感じた。

それにどうして……