ここで慰めて思いとどませるべきなのか
反対に離婚を決意させるべきなのか
正直反応に困った。
それを感じとって
ユマは無理矢理笑ってみせる。
「私は、ユマの味方だから。
ユマの気が済むまで家にいていいからね」
思いついた言葉を言う。
問題を先送りするような、
ちょっと無責任な対応だったけど
ユマは大きな声で泣いて、
私の肩にすがった。
こんなユマ、見たことないよ…
隣の部屋から、ちょっぴりだけ
顔をのぞかせていたユズトくんと目が合った。
それだけで、なんとなく伝わってくる。
『ユマちゃんの力になってやれ』
私はユマの肩をさすりながら、
ある決心をした。

