ユズトくんは真っ赤な顔をして
私の腕を掴んで店を飛び出した。
「あの…」
もしかして、触れちゃまずい?と思いつつ
ユズトくんに話しかけてみる。
「ごめんっ」
「あの、」
「実は…さ」
ベンチに座って
ユズトくんは語り始めた。
私も隣に座って
ユズトくんの話しを聞いた。
ユズトくんは、
年上の彼女に振られてしまったあと
ずっとその恋を引きずっていたらしい。
そんな時、私とユマとレイが
よく通っていた居酒屋でバイトを始め
私たちの話しを偶然聞いてしまった。
てことは、その時すでに
私の気持ち気づかれてた?!

