ユマは意味が分からないと
私にジェスチャーしてくる。
「こちら、八木 アカネさん。
小泉くんの職場の後輩で、
…小泉くんの浮気相手と目されている人」
私が簡単に説明すると、
ユマと八木さん、両方から
驚いた顔と視線を受けた。
「この人が…」
ユマが凝視する。
八木さんは小さくなって、
とりあえず座るよう勧めた私を遮って
突然、その場に土下座した。
「申し訳ありません!!
奥様が大事な時期と知りながら、
私は…小泉先輩に甘えてしまって…
全て私の責任です。
小泉先輩に全く罪はありません!!
、奥様が疑われるようなことは
何もありません!!」
土下座をしたまま、
八木さんは叫ぶように言った。
その声にエマがびっくりしたのか
小さな泣き声が聞こえる。
すぐ、ユズトくんが隣の部屋に行った。

