それを確認してから、
ユズトくんの腕から無理矢理離れた。
「ユズトくん…あのっ」
「…何かあったのか?」
泣きわめいてた時点で
いつもの私とは違うけど、
それ以上にいつもと様子が違うと
気付いたのか、ユズトくんが
静かに向き直った。
「私…あの…」
「…他に、好きな奴でも出来たとか?」
――は?!
びっくりしすぎて
首を縦に振りかけちゃったし!
「そっ、それはユズトくんでしょ?!
レイがっ、ユズトくんを見たって…っ」
「え?俺?」
びっくりしたような、
困惑したような顔で
ユズトくんは私を見つめた。
ていうかなんで私が
他の人を好きになったと勘違いしたの?
スキって言ったじゃん!!
大好きって言ったよね、今!

