その時、何かにぎゅうってされた。
全てを包みこんでくれるみたいな…
これは、メイや双子たちの
何かをねだったりするぎゅうじゃない。
これは…
これは…
私の大好きな…
「…ユズト…くんっ」
私も、力いっぱい
ユズトくんに抱き着いた。
ぎゅうってお互いして、
呼吸さえも忘れてしまいそうになる。
「…ただいま、アキ」
「おかえり…なさい」
あったかい…
「何で…こんなに泣いてるの?
どうした?」
うぅ…
半分以上あなたの事なんですけど…
「スキ。
私っ、ユズトくんが大好きだから!!」
無性に、宣言したくなった。
もしユズトくんに他の女がいたとしても
私はユズトくんが大好き。
これだけは変わらない。

