レイは双眼鏡から目を離して、
テーブルの上に積み上がった紙を指差した。
「帰ってきてから、仕事して
コンビニ行って、ご飯食べて
今着替え済ませてテレビ観てるとこ」
「…詳しく調べたね」
「ふふふ…これを後で
小泉の前に突き出すのよ!
そして思い知らせてやる…
私たちがどれだけ恐ろしいかっ」
おほほほほ…と笑うレイが
いつになく恐ろしく見えた。
「じゃあ、後頼んだね。
私これからお義母さんの所に
寄ってから帰るから」
「私もこれ終わったらアキん家行くわ。
二日もガキたちの顔見ないと
なんだか忘れられそうで」
「レイも早く落ち着いたら?
私も早くレイの旦那さんが見たい」
苦笑いをしながら、
レイは再び双眼鏡に目をやった。

