ユマが定期検診ということで
ユズトくんに送り迎えを頼んだ。
ユマが病院にいる間、
レイが我が家にやって来た。
子供たちは、さっきおやつを食べたら
ご機嫌になったのか三人仲良く眠ってくれた。
子供たちをベッドに移動させて
私とレイはリビングで作戦会議だ。
レイはとてつもない勢いでやって来て、
作戦を書いた紙をテーブルに広げて
目をキラキラさせ興奮気味に説明してくれた。
「とにかく、これっきゃないわよ!」
レイがぐぐっ、と拳に力をこめたとき
玄関の鍵が開く音がして
ユマを送って行ったはずのユズトくんが
手土産なのか、ドーナツ屋さんの袋を持って
リビングに入ってきた。

