あっという間に23日がきました。 あの人はいつものようにかっこつけたバイクで私を迎えにきました。 「・・・乗れよ。」 「・・・うん。」 どこかそっけない会話をして私はバイクにのりました。 「・・・ねぇ。」 「・・・・。」 「・・・・ねぇってば!」 「・・・、ん?」 「どこいくの・・?」 「・・・内緒。」