午後になってお昼ご飯を挟んで、
温水プール、超良かった、と口々に奈斗や将輝が言う。
琥珀ちゃんは奈斗や将輝くんと張り合って、クロールで競争をしていたようだ。
椎菜ちゃんは早々に遊び疲れてプールサイドで横になっていたらしい。
熱中症や日射病を心配する辺り、麗眞くんは過保護だ。
「そうなの?
でも、すぐ止まってよかった。
年頃の男の子に鼻血を出させるなんて、ウチの娘がそれだけ魅力的、ってことね。」
レンが菜々美ちゃんに、麗眞くんが鼻血を出した話をすると、あっさりとこう答えていた。
「私たちは、部屋で寝てたり、休憩してたり、この屋敷内探検したりするわ。
温水プール、楽しんでね?」
オレたちが温水プールで遊ぶ番だ。
ドット柄のデザインの水着に、Tシャツ(もちろん水着)を着ているのは彩ちゃんだ。
「考慮してあげないとね?
あんまり露出高いのを着ると、またどっかの不埒な弟が鼻血を出すかもしれないから。」
「大きなお世話だ、姉貴!」
そう言う麗眞くんは、迷彩柄の水着だ。
「お待たせー!」
脱衣場から顔を出した優美とハナ。
ハナが着ている白地に花柄のビキニは、産後の体型からの復帰が早いことを示していた。
優美は、ショッキングピンクのオフショルダー風セパレート水着だ。
下は花柄のスカートで、2段フリルが可愛い。
「優美がね、これがいい、って聞かなくて。
でも可愛いでしょ?」
焼けると困るので、パーカーを着せるハナ。
オレは普通のネイビーのボーダー水着だが、レンは青に黄色でロゴが入った水着だった。
なるほど、青なところは奥さんに合わせたか。
奥さんの耳元で何か言っているレン。
きっと、ターコイズブルーのビキニのショーツ部分が、リボン結びするタイプなのがいただけないのだろう。
グアムから帰ったら、うまく娘と息子の部屋から離れた寝室でイチャつくんだろうな。
温水プールに向かうと、赤いタイルでハイビスカスが書かれたプールがお目見えした。
「パラソルもベンチもあるし、ここで泳ぎ疲れたら休めるわね。」
ハナと優美、メイちゃんと彼女の子どもたちはキャッキャとはしゃいでいた。
彼女たちのテンションについていけず、オレとレンは早々とリタイアし、ベンチに寝転がりながら語り合う。
優美や彩ちゃん、麗眞くんも、遊び疲れたと言わんばかりにプールサイドに上がり、オレたちの話に興味津々のようだ。
そこに、優華の様子を見に行っていたハナも帰ってきた。
スタイルのいい妻の水着姿をいつまでも陽の光に晒させるわけにはいかなかった。
麗眞くんもいるのだ。
また鼻血でも出されたらたまらない。
ハナにオレが日よけのために着ていたパーカーを手渡した。
その両手に優華を抱いていると思ったのだが、彼女は手ぶらだった。
こういう場だし、息抜きにめいっぱい楽しんでほしいので預かる、という話をされたのだという。
何かあれば、子供を小学5年生まで育て上げている夫婦もこの別荘内で自由に過ごしている。
彼らに助けてもらえるだろう、という話もされたようだ。
確かにごもっともだ。
異議はない。
オレたちが、幼なじみとして再会したあの頃を懐かしんでいたとハナに話した。
存外にも興味を持ったのは、オレたちの愛娘とレンの子どもたちだ。
自分の親がいかにして結ばれたのか、気になるようだ。
そういうことに興味が出てくる年頃、というのも成長の証だろう。
かなり長くなる。
何しろ、自分たちが今、ここにいる自分の子供くらいの歳からの話なのだ。
話が気になる、自分たちが年上なのだから、年下の優美が寝てしまったら起こす、とまで言い出したのが麗眞くんと彩ちゃんだった。
オレとレンも、ハナも小さく息を吐いてから、ゆっくりと話し出した。
温水プール、超良かった、と口々に奈斗や将輝が言う。
琥珀ちゃんは奈斗や将輝くんと張り合って、クロールで競争をしていたようだ。
椎菜ちゃんは早々に遊び疲れてプールサイドで横になっていたらしい。
熱中症や日射病を心配する辺り、麗眞くんは過保護だ。
「そうなの?
でも、すぐ止まってよかった。
年頃の男の子に鼻血を出させるなんて、ウチの娘がそれだけ魅力的、ってことね。」
レンが菜々美ちゃんに、麗眞くんが鼻血を出した話をすると、あっさりとこう答えていた。
「私たちは、部屋で寝てたり、休憩してたり、この屋敷内探検したりするわ。
温水プール、楽しんでね?」
オレたちが温水プールで遊ぶ番だ。
ドット柄のデザインの水着に、Tシャツ(もちろん水着)を着ているのは彩ちゃんだ。
「考慮してあげないとね?
あんまり露出高いのを着ると、またどっかの不埒な弟が鼻血を出すかもしれないから。」
「大きなお世話だ、姉貴!」
そう言う麗眞くんは、迷彩柄の水着だ。
「お待たせー!」
脱衣場から顔を出した優美とハナ。
ハナが着ている白地に花柄のビキニは、産後の体型からの復帰が早いことを示していた。
優美は、ショッキングピンクのオフショルダー風セパレート水着だ。
下は花柄のスカートで、2段フリルが可愛い。
「優美がね、これがいい、って聞かなくて。
でも可愛いでしょ?」
焼けると困るので、パーカーを着せるハナ。
オレは普通のネイビーのボーダー水着だが、レンは青に黄色でロゴが入った水着だった。
なるほど、青なところは奥さんに合わせたか。
奥さんの耳元で何か言っているレン。
きっと、ターコイズブルーのビキニのショーツ部分が、リボン結びするタイプなのがいただけないのだろう。
グアムから帰ったら、うまく娘と息子の部屋から離れた寝室でイチャつくんだろうな。
温水プールに向かうと、赤いタイルでハイビスカスが書かれたプールがお目見えした。
「パラソルもベンチもあるし、ここで泳ぎ疲れたら休めるわね。」
ハナと優美、メイちゃんと彼女の子どもたちはキャッキャとはしゃいでいた。
彼女たちのテンションについていけず、オレとレンは早々とリタイアし、ベンチに寝転がりながら語り合う。
優美や彩ちゃん、麗眞くんも、遊び疲れたと言わんばかりにプールサイドに上がり、オレたちの話に興味津々のようだ。
そこに、優華の様子を見に行っていたハナも帰ってきた。
スタイルのいい妻の水着姿をいつまでも陽の光に晒させるわけにはいかなかった。
麗眞くんもいるのだ。
また鼻血でも出されたらたまらない。
ハナにオレが日よけのために着ていたパーカーを手渡した。
その両手に優華を抱いていると思ったのだが、彼女は手ぶらだった。
こういう場だし、息抜きにめいっぱい楽しんでほしいので預かる、という話をされたのだという。
何かあれば、子供を小学5年生まで育て上げている夫婦もこの別荘内で自由に過ごしている。
彼らに助けてもらえるだろう、という話もされたようだ。
確かにごもっともだ。
異議はない。
オレたちが、幼なじみとして再会したあの頃を懐かしんでいたとハナに話した。
存外にも興味を持ったのは、オレたちの愛娘とレンの子どもたちだ。
自分の親がいかにして結ばれたのか、気になるようだ。
そういうことに興味が出てくる年頃、というのも成長の証だろう。
かなり長くなる。
何しろ、自分たちが今、ここにいる自分の子供くらいの歳からの話なのだ。
話が気になる、自分たちが年上なのだから、年下の優美が寝てしまったら起こす、とまで言い出したのが麗眞くんと彩ちゃんだった。
オレとレンも、ハナも小さく息を吐いてから、ゆっくりと話し出した。



