愛娘の彩が、1歳になって2ヶ月経たないうちにオレたちは、成人を迎えた。
「あれ、レンにメイちゃん!
成人式だけ来たの?
彩ちゃんのお世話があるから、来ないだろうって思ってたのに。」
「それはこっちの台詞だ。
もう予備試験に受かったんだろ?
司法試験の勉強のために、来ないかと思ってたんだ。」
ハナは、オレンジ地に藤や橘、牡丹や菊、蝶々が華やかな振り袖を着ていた。
帯と鞄、草履はベージュがかった白で明るさを出していた。
メイは、青地で、裾に紫の小花が散らされた振り袖だ。
帯は薄い紫、鞄と草履は黒だ。
「オレの妻が一番可愛いな。」
「オレの婚約者も負けてないぞ?
まぁ、大人になったんだ。
後で宝月邸にて祝賀会でもしようじゃないか。
メイちゃんと、酒にめっぽう弱いハナはジュースで乾杯な。」
「ところで、彩ちゃんは?
お世話しなくていいの?」
オレは、大事な幼なじみに妻と同じくらい溺愛している愛娘の画像を見せる。
その横で、ハナの疑問に答えたのはメイだ。
「いいの。
明日香さんと、蓮太郎の祖父母がね、任せて、って。
友佳ちゃんの子供の成司くんも一緒に面倒見てくれるって言ってくれたから。
最初は、成人式は出ないつもりだったのよ。
でも、蓮太郎の祖父母が、自分が主役になれるセレモニーは、もう成人式しかないんだから、お行き!って言ってくれたわ。
そこまで言われちゃ、行くしかないわよね。」
そう言って、メイは黒い着物に赤い帯の子を見やる。
友佳ちゃんだった。
横にいる一成は、友佳ちゃんの横にピッタリくっついている。
市長の長い話は退屈だったが、それが終われば自由時間だ。
「プリクラ撮ろうよー!
せっかくだしさ!」
撮ったプリクラは、ハナ、ミツ、オレ、友佳ちゃん、式の後に人混みの中から助け出した麻紀ちゃんと真くんにとって、最高の思い出になったことだろう。
皆で宝月の別荘にて、成人を祝した飲み会をした。
「ミツ、ちょっと飲みすぎじゃん?
ほどほどにしなよ?」
下戸なはずのハナも、飲み会の雰囲気に酔ったらしい。
「友佳もメイちゃんもいいなぁー。
私も早く結婚して子供欲しいー!
何年後になる?
ねぇミツー!
お互い夢を叶えてからだよねー!
あと5年後くらい?」
そんな発言をして、ミツにビールを思い切り噴き出させていた。
飲み会の席で出すものじゃないけれど、と言って、メイがハナとミツ、つまり法曹界を背負うものに何十冊もの本を渡していた。
「ありがとう。
これで、司法試験もなんとかなりそう!
講義は難しいし、帰りは毎日遅いし。
心折れかけたときもあったけど、ミツにもメイちゃんにも助けられてる。
本当に感謝しかない。」
「いいわよ、私は今、彩の世話で法廷に立てない身だから、むしろ今がチャンスなの。
未来の法曹界の期待の星を育てるのはね?
困ったら何でも話して。
力になるわ。」
「助かるー!
メイちゃん、彩ちゃんのお世話が一段落したら好きなもの何でも奢るからね!」
そんな幼なじみが通う大学の話や、麻紀ちゃんや真の調理師学校の話。
一成のパパとしての奮闘具合。
様々な話を聞いて、夜は更けていった。
飲み会は日付が変わる前に自然にお開きになった。
夜を徹して騒げたの、高校生までだったな。
「あれ、レンにメイちゃん!
成人式だけ来たの?
彩ちゃんのお世話があるから、来ないだろうって思ってたのに。」
「それはこっちの台詞だ。
もう予備試験に受かったんだろ?
司法試験の勉強のために、来ないかと思ってたんだ。」
ハナは、オレンジ地に藤や橘、牡丹や菊、蝶々が華やかな振り袖を着ていた。
帯と鞄、草履はベージュがかった白で明るさを出していた。
メイは、青地で、裾に紫の小花が散らされた振り袖だ。
帯は薄い紫、鞄と草履は黒だ。
「オレの妻が一番可愛いな。」
「オレの婚約者も負けてないぞ?
まぁ、大人になったんだ。
後で宝月邸にて祝賀会でもしようじゃないか。
メイちゃんと、酒にめっぽう弱いハナはジュースで乾杯な。」
「ところで、彩ちゃんは?
お世話しなくていいの?」
オレは、大事な幼なじみに妻と同じくらい溺愛している愛娘の画像を見せる。
その横で、ハナの疑問に答えたのはメイだ。
「いいの。
明日香さんと、蓮太郎の祖父母がね、任せて、って。
友佳ちゃんの子供の成司くんも一緒に面倒見てくれるって言ってくれたから。
最初は、成人式は出ないつもりだったのよ。
でも、蓮太郎の祖父母が、自分が主役になれるセレモニーは、もう成人式しかないんだから、お行き!って言ってくれたわ。
そこまで言われちゃ、行くしかないわよね。」
そう言って、メイは黒い着物に赤い帯の子を見やる。
友佳ちゃんだった。
横にいる一成は、友佳ちゃんの横にピッタリくっついている。
市長の長い話は退屈だったが、それが終われば自由時間だ。
「プリクラ撮ろうよー!
せっかくだしさ!」
撮ったプリクラは、ハナ、ミツ、オレ、友佳ちゃん、式の後に人混みの中から助け出した麻紀ちゃんと真くんにとって、最高の思い出になったことだろう。
皆で宝月の別荘にて、成人を祝した飲み会をした。
「ミツ、ちょっと飲みすぎじゃん?
ほどほどにしなよ?」
下戸なはずのハナも、飲み会の雰囲気に酔ったらしい。
「友佳もメイちゃんもいいなぁー。
私も早く結婚して子供欲しいー!
何年後になる?
ねぇミツー!
お互い夢を叶えてからだよねー!
あと5年後くらい?」
そんな発言をして、ミツにビールを思い切り噴き出させていた。
飲み会の席で出すものじゃないけれど、と言って、メイがハナとミツ、つまり法曹界を背負うものに何十冊もの本を渡していた。
「ありがとう。
これで、司法試験もなんとかなりそう!
講義は難しいし、帰りは毎日遅いし。
心折れかけたときもあったけど、ミツにもメイちゃんにも助けられてる。
本当に感謝しかない。」
「いいわよ、私は今、彩の世話で法廷に立てない身だから、むしろ今がチャンスなの。
未来の法曹界の期待の星を育てるのはね?
困ったら何でも話して。
力になるわ。」
「助かるー!
メイちゃん、彩ちゃんのお世話が一段落したら好きなもの何でも奢るからね!」
そんな幼なじみが通う大学の話や、麻紀ちゃんや真の調理師学校の話。
一成のパパとしての奮闘具合。
様々な話を聞いて、夜は更けていった。
飲み会は日付が変わる前に自然にお開きになった。
夜を徹して騒げたの、高校生までだったな。



