「んで?
メイちゃんはどうなの?」
「どうなの、って何が?」
「ご利益はありそうですか?
安産にご利益のある神社の子授けお守りの。」
「……ある、とは思う。
旅行中も、特に旅行最終日の前日、いつもより激しかったし。
その前とかも、『本気で妊娠させるつもりでしていい?』って耳元で言われたし。」
「うわ、言うねぇ、メイちゃんの旦那!」
「……良かった。」
安堵したような表情の菜々美ちゃん。
「蓮太郎から熱い液体、たくさん貰ったから、おそらく、挙式がある週の生理予定日、遅れるとは思うんだ。」
「おお、そしたら、沖縄旅行中にハナが買ってきてくれた検査薬、分けてあげるね!」
「え、もしかして友佳、沖縄旅行中に妊娠発覚した感じ?」
「そうだよー。
私、一成に言うの怖くて検査薬なかなか使えなかったの。
だけど、一成が朝から、菜々美ちゃんも行ってくれてた、安産にご利益のある神社のお守り買ってきてくれて。
それに後押しされて検査したら、陽性で。」
「あのとき、麻紀も私もメイちゃんも。
私の婚約者のミツもレンも皆で諭したよね。」
うんうん、と頷いて聞いていたみんなの目が、急に点になった。
「え?
ねぇハナ、今御劔くんのこと、婚約者、って言ったよね?
いつの間に?」
「……待ってました!」
リモコンを操作して、プロジェクターに、麻紀ちゃんが映像を映した。
あの、沖縄旅行での、御劔くんからハナちゃんへのプロポーズの映像だ。
「きゃー、やっぱり録画してた!?
もう、恥ずかしいから止めてって……」
沖縄で見た首里城より赤い顔をしているハナちゃんをよそに、皆は盛り上がっている。
「ちなみに、この演出は、ハナちゃんの婚約者さんから事前に相談されてました。
実際にプレゼントされた、今ハナちゃんの指に嵌っている指輪。
これは、私の旦那、蓮太郎と、私の幸せを見届けてくれた2人へのプレゼント。
6:4くらいで折半したんだよ?」
指輪をプレゼントされた本人が、1番驚いて腰を抜かしていた。
「えー!
そんな話、聞いてない!
メイちゃんにレン、何とお礼を言っていいやら分かんないや。
本当にありがとう!」
お祝いムードが途切れたところで、菜々美ちゃんが立ち上がった。
「さてさて。本日の主役の皆様。
ここからは、私の持ち込み企画、パーソナルカラーを活かしたメイクをしよう、の時間です!
女子だけだからこそ、こういうパーティーの場でしかできないことをやろう、ということで企画しましたー!
皆、これから社会に出る人、もう社会に出てる人、この場にはそういう人がごちゃまぜでいますけれど。
そういうときに役立つ、パーソナルカラーを活かしたメイクを教えます!
知ってると知らないとじゃ、周囲の人に与える印象的が違うので、頭に入れて帰ってね!」
菜々美ちゃん、活き活きしてるなぁ。
さすがは現役モデル。
パーソナルカラーを知るためのワークシートまでパワーポイントで手作りする力の入れようはすごい。
モデルをやっているのに、いつそんな時間があったんだろう。
私のパーソナルカラーは、ブルベかつウインターだ。
アイシャドウはグレーやブルーが基本。どうしてもブラウンを使いたいときは、青みがかったピンクブラウンを選ぶと肌に馴染む。
こんな色だね、と言って、青みがかったピンクのアイシャドウをまぶたに乗せてくれた菜々美ちゃん。
「チークもリップも、ワインレッドとかチェリーピンク赤みがかったピンクとか、パキッとした発色が似合うわ。
アイライナーとマスカラは、黒かネイビーを使えば、ピンク系を使っても馴染むから試してみてね?」
そんなこと、考えたこともなかった。
私以外の皆にもメイクを教えていた彼女。
「就活やアルバイト、人の前に立つ仕事の際にメイクで印象を変えられる人って、
素敵に見えるわ。
しかも、それが、自分に合っていれば尚更ね。
もし分からなくなったり悩んだらいつでも声をかけて。
いつでも教えるわ。」
菜々美ちゃん、すごいなぁ。
メイちゃんはどうなの?」
「どうなの、って何が?」
「ご利益はありそうですか?
安産にご利益のある神社の子授けお守りの。」
「……ある、とは思う。
旅行中も、特に旅行最終日の前日、いつもより激しかったし。
その前とかも、『本気で妊娠させるつもりでしていい?』って耳元で言われたし。」
「うわ、言うねぇ、メイちゃんの旦那!」
「……良かった。」
安堵したような表情の菜々美ちゃん。
「蓮太郎から熱い液体、たくさん貰ったから、おそらく、挙式がある週の生理予定日、遅れるとは思うんだ。」
「おお、そしたら、沖縄旅行中にハナが買ってきてくれた検査薬、分けてあげるね!」
「え、もしかして友佳、沖縄旅行中に妊娠発覚した感じ?」
「そうだよー。
私、一成に言うの怖くて検査薬なかなか使えなかったの。
だけど、一成が朝から、菜々美ちゃんも行ってくれてた、安産にご利益のある神社のお守り買ってきてくれて。
それに後押しされて検査したら、陽性で。」
「あのとき、麻紀も私もメイちゃんも。
私の婚約者のミツもレンも皆で諭したよね。」
うんうん、と頷いて聞いていたみんなの目が、急に点になった。
「え?
ねぇハナ、今御劔くんのこと、婚約者、って言ったよね?
いつの間に?」
「……待ってました!」
リモコンを操作して、プロジェクターに、麻紀ちゃんが映像を映した。
あの、沖縄旅行での、御劔くんからハナちゃんへのプロポーズの映像だ。
「きゃー、やっぱり録画してた!?
もう、恥ずかしいから止めてって……」
沖縄で見た首里城より赤い顔をしているハナちゃんをよそに、皆は盛り上がっている。
「ちなみに、この演出は、ハナちゃんの婚約者さんから事前に相談されてました。
実際にプレゼントされた、今ハナちゃんの指に嵌っている指輪。
これは、私の旦那、蓮太郎と、私の幸せを見届けてくれた2人へのプレゼント。
6:4くらいで折半したんだよ?」
指輪をプレゼントされた本人が、1番驚いて腰を抜かしていた。
「えー!
そんな話、聞いてない!
メイちゃんにレン、何とお礼を言っていいやら分かんないや。
本当にありがとう!」
お祝いムードが途切れたところで、菜々美ちゃんが立ち上がった。
「さてさて。本日の主役の皆様。
ここからは、私の持ち込み企画、パーソナルカラーを活かしたメイクをしよう、の時間です!
女子だけだからこそ、こういうパーティーの場でしかできないことをやろう、ということで企画しましたー!
皆、これから社会に出る人、もう社会に出てる人、この場にはそういう人がごちゃまぜでいますけれど。
そういうときに役立つ、パーソナルカラーを活かしたメイクを教えます!
知ってると知らないとじゃ、周囲の人に与える印象的が違うので、頭に入れて帰ってね!」
菜々美ちゃん、活き活きしてるなぁ。
さすがは現役モデル。
パーソナルカラーを知るためのワークシートまでパワーポイントで手作りする力の入れようはすごい。
モデルをやっているのに、いつそんな時間があったんだろう。
私のパーソナルカラーは、ブルベかつウインターだ。
アイシャドウはグレーやブルーが基本。どうしてもブラウンを使いたいときは、青みがかったピンクブラウンを選ぶと肌に馴染む。
こんな色だね、と言って、青みがかったピンクのアイシャドウをまぶたに乗せてくれた菜々美ちゃん。
「チークもリップも、ワインレッドとかチェリーピンク赤みがかったピンクとか、パキッとした発色が似合うわ。
アイライナーとマスカラは、黒かネイビーを使えば、ピンク系を使っても馴染むから試してみてね?」
そんなこと、考えたこともなかった。
私以外の皆にもメイクを教えていた彼女。
「就活やアルバイト、人の前に立つ仕事の際にメイクで印象を変えられる人って、
素敵に見えるわ。
しかも、それが、自分に合っていれば尚更ね。
もし分からなくなったり悩んだらいつでも声をかけて。
いつでも教えるわ。」
菜々美ちゃん、すごいなぁ。



