〈メイside〉
「んっ……
ん?
蓮太郎?」
蓮太郎に起こされる。
目を開けると、すぐ近くに蓮太郎の整った顔。
「おはよ。
朝から可愛い彼女の寝顔見れるなんて幸せだ。」
「おは……よ……」
彼氏、と呼んでいいのだろうか。
それは分からないが、蓮太郎の顔がまともに見れない。
あんなことをしてしまったし。
行為の最中、汗で額に髪がくっつくのが色っぽく思えて、つい抱きしめてしまった。
彼は、それに気付いているだろうか。
「今日は、メイが朝ご飯作る日な?」
「あ、うん!
そうだったね、忘れてた!
シャワー浴びてくる!」
無造作に脱ぎ捨てられたワンピースを拾い、それで身体を隠す。
クローゼットから新しい下着とワンピースを取り出して、浴室に向かった。
頭からシャワーを浴びる。
ついでに髪を洗いたかった。
昨日の行為を思い出す。確か2回目だったか。
『大好き』
こんな台詞が聞こえた気がした。
蓮太郎なりに、いろいろ考えているのかもしれないけど。
そんな蓮太郎は、誰かと呑気に電話していた。
「悪い……
ちょっと待って?」
電話の相手に断りを入れると、私に近づいて、耳元で告げた。
「お。メイ、お帰り。
朝から色っぽい格好してるね?
どうにかなりそ。」
「ただいま。
誰と電話してるのか知らないけど、呼んだら降りてきなさいよ?」
関係が曖昧な苛立ちが口調に出てしまったらしく、棘のある言い方になってしまった。
本人は気にしていない風だったが。
「うん。わかった、ありがと。」
何だか、新婚ホヤホヤの夫婦みたい。
そんなことを思いながら、本当に蓮太郎が資産家の跡継ぎだったなら作らなくてもいいかもしれない。
家庭的なところをアピールするチャンスは今しかないのだ。
朝ごはんにスクランブルエッグを作り、トーストを焼く。
そろそろ、冷蔵庫の中身が貧弱になってきた。機会があれば買い足さないと。
いつまで、電話しているのかしら。
蓮太郎の部屋に向かってみる。
部屋の前に着くと、Tシャツにスエットの蓮太郎がいた。
「遅いよ!蓮太郎!
……何回も呼んだんだからね?
もう!」
「ごめん。
シャワー浴びててさ。」
シャワー浴びてたの?
それならそうと、同じ家にいるんだから、一声かけてほしい。
「蓮太郎ったら!
それなら言ってよね!
朝ごはん、冷めたら無駄になるし。
早く食べましょ?」
昨夜、2回身体を重ねた後遺症か、腰が痛い。
痛む腰を擦りながら階段を降りてリビングに向かった。
「んっ……
ん?
蓮太郎?」
蓮太郎に起こされる。
目を開けると、すぐ近くに蓮太郎の整った顔。
「おはよ。
朝から可愛い彼女の寝顔見れるなんて幸せだ。」
「おは……よ……」
彼氏、と呼んでいいのだろうか。
それは分からないが、蓮太郎の顔がまともに見れない。
あんなことをしてしまったし。
行為の最中、汗で額に髪がくっつくのが色っぽく思えて、つい抱きしめてしまった。
彼は、それに気付いているだろうか。
「今日は、メイが朝ご飯作る日な?」
「あ、うん!
そうだったね、忘れてた!
シャワー浴びてくる!」
無造作に脱ぎ捨てられたワンピースを拾い、それで身体を隠す。
クローゼットから新しい下着とワンピースを取り出して、浴室に向かった。
頭からシャワーを浴びる。
ついでに髪を洗いたかった。
昨日の行為を思い出す。確か2回目だったか。
『大好き』
こんな台詞が聞こえた気がした。
蓮太郎なりに、いろいろ考えているのかもしれないけど。
そんな蓮太郎は、誰かと呑気に電話していた。
「悪い……
ちょっと待って?」
電話の相手に断りを入れると、私に近づいて、耳元で告げた。
「お。メイ、お帰り。
朝から色っぽい格好してるね?
どうにかなりそ。」
「ただいま。
誰と電話してるのか知らないけど、呼んだら降りてきなさいよ?」
関係が曖昧な苛立ちが口調に出てしまったらしく、棘のある言い方になってしまった。
本人は気にしていない風だったが。
「うん。わかった、ありがと。」
何だか、新婚ホヤホヤの夫婦みたい。
そんなことを思いながら、本当に蓮太郎が資産家の跡継ぎだったなら作らなくてもいいかもしれない。
家庭的なところをアピールするチャンスは今しかないのだ。
朝ごはんにスクランブルエッグを作り、トーストを焼く。
そろそろ、冷蔵庫の中身が貧弱になってきた。機会があれば買い足さないと。
いつまで、電話しているのかしら。
蓮太郎の部屋に向かってみる。
部屋の前に着くと、Tシャツにスエットの蓮太郎がいた。
「遅いよ!蓮太郎!
……何回も呼んだんだからね?
もう!」
「ごめん。
シャワー浴びててさ。」
シャワー浴びてたの?
それならそうと、同じ家にいるんだから、一声かけてほしい。
「蓮太郎ったら!
それなら言ってよね!
朝ごはん、冷めたら無駄になるし。
早く食べましょ?」
昨夜、2回身体を重ねた後遺症か、腰が痛い。
痛む腰を擦りながら階段を降りてリビングに向かった。



