気に入ったものを試着して、終わるたびに旦那である徹を呼んだ。
終わるたびに呼ばれるのでは、ゆっくり休む暇もないだろう。
「ごめんね、徹。
ゆっくり休めないでしょ。」
「明日香は気にするな?
どれも可愛いからさ。
挙式当日、こんな可愛いドレス着た明日香を独占できるの、すげー楽しみ。
まぁ、兄貴とか、年下のミツとかレンに可愛い姿見られるのは妬けるけど。」
「昔、現役の時はウェディングプランナーだったのよ、私。
その知識だけはまだ豊富だから、今は非常勤でブライダル専門学校の講師もしているわ。
その時のコネクションもあるから、今回、いろいろ協力できているの。」
お母さん、そうだったんだ……
「貴方、あのマレーシアでのパーティーのときに着ていたグリーンのドレス、すごく似合っていたわ。
それで分かったの。
生まれ持った肌の色はイエローベース。
貴女には、真っ白は逆に肌の色をくすませるから似合わない。
でも、生成り色ならばっちり肌に映えるわ。
あと、チュールやレースみたいな軽い素材も難なく着こなせる。
こんな感じのとかね?」
そう言って、ドレス部分にたっぷりチュールが使われたドレスを勧める。
少し黄色がかった白だが、確かに肌馴染みはよかった。
「綺麗……」
私じゃないみたいだ。
「今までで一番良かったわよ、明日香。」
「俺もそう思う。
自然に、俺の隣をこのドレス着て歩く明日香が想像できた。」
想像じゃなくて、妄想の間違いじゃない……?
ウェディングドレスは時間がかかったが、お色直しのカラードレスはあっさり決まった。
コーラルピンクのカラードレスだ。
全体的にレースが使われていて、胸元は特にふんだんに使われている。
ウエストにはキラリと光るビジューが使われており、アクセントになっている。
「ドレスも決まったわね。
後は、挙式と披露宴に向けて、準備するものがたくさんあるけれど、大丈夫?
何かあったら頼りなさい。
過労で倒れたりしたら挙式どころじゃなくなるわよ?」
「うん、ありがとう、お母さん。」
「夕飯はビュッフェ形式にするわ。
19時頃には2階に降りていらっしゃい。
あ、康一郎と志穂ちゃんも、好きな部屋に泊まっていいわよ。
チェックアウトはいつでもいいから。
徹くんも明日香も、明日予定があるんでしょ?
早く寝なさいね。」
軽く私の頭を撫でたお母さんは、スキップでもしそうな勢いで廊下を歩いていった。
「で、どうする明日香。
疲れたろ。
部屋で休むか?」
「そうする。」
部屋に入ると、スイートルーム並の豪華なソファに広すぎるベッド。
いろいろな意味で、新居での生活も想像、いや妄想が膨らみそうだ。
「明日香、ゆっくりしてて?
俺はちょっと風呂入ってくる。」
「あ、徹、お風呂入る時間、なかったもんね。
ゆっくり入ってきて?
行ってらっしゃい。」
その間に、私はベッドでウトウトする前に、少しやることがある。
持ってきたモコモコのニットワンピースに着替えてから、披露宴に呼ぶ人のリストアップをした。
あらかた、適当な紙に羅列したところで、睡魔が襲ってきてそのまま眠った。
終わるたびに呼ばれるのでは、ゆっくり休む暇もないだろう。
「ごめんね、徹。
ゆっくり休めないでしょ。」
「明日香は気にするな?
どれも可愛いからさ。
挙式当日、こんな可愛いドレス着た明日香を独占できるの、すげー楽しみ。
まぁ、兄貴とか、年下のミツとかレンに可愛い姿見られるのは妬けるけど。」
「昔、現役の時はウェディングプランナーだったのよ、私。
その知識だけはまだ豊富だから、今は非常勤でブライダル専門学校の講師もしているわ。
その時のコネクションもあるから、今回、いろいろ協力できているの。」
お母さん、そうだったんだ……
「貴方、あのマレーシアでのパーティーのときに着ていたグリーンのドレス、すごく似合っていたわ。
それで分かったの。
生まれ持った肌の色はイエローベース。
貴女には、真っ白は逆に肌の色をくすませるから似合わない。
でも、生成り色ならばっちり肌に映えるわ。
あと、チュールやレースみたいな軽い素材も難なく着こなせる。
こんな感じのとかね?」
そう言って、ドレス部分にたっぷりチュールが使われたドレスを勧める。
少し黄色がかった白だが、確かに肌馴染みはよかった。
「綺麗……」
私じゃないみたいだ。
「今までで一番良かったわよ、明日香。」
「俺もそう思う。
自然に、俺の隣をこのドレス着て歩く明日香が想像できた。」
想像じゃなくて、妄想の間違いじゃない……?
ウェディングドレスは時間がかかったが、お色直しのカラードレスはあっさり決まった。
コーラルピンクのカラードレスだ。
全体的にレースが使われていて、胸元は特にふんだんに使われている。
ウエストにはキラリと光るビジューが使われており、アクセントになっている。
「ドレスも決まったわね。
後は、挙式と披露宴に向けて、準備するものがたくさんあるけれど、大丈夫?
何かあったら頼りなさい。
過労で倒れたりしたら挙式どころじゃなくなるわよ?」
「うん、ありがとう、お母さん。」
「夕飯はビュッフェ形式にするわ。
19時頃には2階に降りていらっしゃい。
あ、康一郎と志穂ちゃんも、好きな部屋に泊まっていいわよ。
チェックアウトはいつでもいいから。
徹くんも明日香も、明日予定があるんでしょ?
早く寝なさいね。」
軽く私の頭を撫でたお母さんは、スキップでもしそうな勢いで廊下を歩いていった。
「で、どうする明日香。
疲れたろ。
部屋で休むか?」
「そうする。」
部屋に入ると、スイートルーム並の豪華なソファに広すぎるベッド。
いろいろな意味で、新居での生活も想像、いや妄想が膨らみそうだ。
「明日香、ゆっくりしてて?
俺はちょっと風呂入ってくる。」
「あ、徹、お風呂入る時間、なかったもんね。
ゆっくり入ってきて?
行ってらっしゃい。」
その間に、私はベッドでウトウトする前に、少しやることがある。
持ってきたモコモコのニットワンピースに着替えてから、披露宴に呼ぶ人のリストアップをした。
あらかた、適当な紙に羅列したところで、睡魔が襲ってきてそのまま眠った。



