ボーダー

手近なホテルをネットで宿泊予約をする。
アメニティも豊富だし、大丈夫だろう。

車を走らせること30分。

到着すると、そっと彼女を起こす。
起きる気配がない。

彼女を眠ったままにさせたままホテルに連れ込むわけにはいかない。
変な勘違いをされて警察に通報されてはたまらないからだ。

「ん、康一郎……」

「志穂、いい子。
一旦起きて。」

「んぅ……」

微かに動く形のいい唇を、自らの唇で塞ぐ。
ゆっくりと目を開ける志穂。

「おはよ、志穂。
起きた?」

「ん、康一郎……
ここ、どこ?」

「んー?
志穂とイイことできる場所。
早くしたいなら起きて?」

「起きる……」

目を擦りながら、俺の手を握って車から降りる志穂。
可愛いな。

フロントで金を払って、鍵を受け取ると、彼女の手を引いて、エレベーターに乗り込む。

部屋に入るなり、靴を脱ぎ捨てて、荷物を置いて部屋に入る。
俺が導くまでもなく、志穂の方から俺を強く抱きしめる。

「この感じ……懐かしい……
好きよ、康一郎……」

「志穂、愛してる。」

最初は啄む程度から、徐々に角度を変えて、深いキスにする。

「あっ……」

立っていられなくなったのか、俺に身体を預ける志穂。
彼女の身体を抱き上げて、そっとベッドに寝かせる。
弟なら、容赦なく妻を自らベッドに寝かせるように言葉で誘導して、自分自身は覆い被さる場面だろう。
だが、俺はそんなことはしない。

欲情しているのを態度と表情になるべく出さないのが大人の余裕を醸し出せるのだ。

そして、なるべくなら、彼女の方から欲情するように仕向けられるともっといい。

スーツの上のシャツを脱ぎ捨てると、志穂が俺に抱きついてくる。
自ら唇を重ねてから、首筋にキスをくれた。
片手は志穂の背中に回し、服の上からもう片方の手で胸の膨らみに手を伸ばした。

「んぅ……
ずるいよ、もっと……」

志穂は自ら、俺の手をピッタリ、自らの膨らみに触れさせる。

「志穂。いい子。」

志穂の唇を塞ぎながら、膨らみの片方を遠慮なくやわやわと触る。

一度膨らみから手を離すと、志穂は自ら、もどかしそうにブラウスとスカートを脱いだ。

黒い花柄に覆われた膨らみを、先ほどより強く触って、隙間から手を入れ、頂きを指で突く。

「あっ、んあぁ……」

ピク、と身体を反応させる志穂。

黒い花柄の覆いを外して、直接触りながら、膨らみの片方の突起は舌で刺激する。

「あ、んぁ、いいっ……」

そっと、志穂が自ら脱いで見せてくれた下の花園も、彼女の脚を開かせて、そっと触る。

花園どころか、下着まで潤っていて、準備ができていることを窺わせた。

俺もベルトを外してズボンを脱ぐと、志穂の左手を俺の下着の真ん中の膨らみに触れさせる。

「ちょ、康一郎ったら……」

照れたように俯く志穂。

「志穂が色っぽいから。
ちゃんと、愛した男を欲情させられる女って、男にとっちゃ最高だよ。」

志穂が、俺の下着を脱がせて直接触ってくる。先端はすでに透明な液で溢れていて、志穂の頭の中には、ハテナマークがたくさん浮かんでいることだろう。

「志穂が色っぽくて我慢できないって。
そうさせたの、志穂だよ?」

耳元でそう言いながら、志穂の花園を隠す黒い花柄の布も剥ぎ取り、下の突起を触る。

志穂の甘く高い声に反応し、志穂に左手で触れられているものも大きさを増した。

「志穂がもっと、欲情して色っぽい声聞かせてくれれば、もっと大きさ増すよ?
その時が、志穂、お前と繋がるときだ。」

「康一郎……!」

俺にぎゅっと抱きついてくる志穂。

突起と共に、すでに蜜が溢れている花園も刺激する。

「あっ、んあぁ……」

指を締めつける感覚がきつい。そろそろか。

「志穂。いい子だから、左手、離して?
準備するから。
俺の義理の妹とビジネスパートナーなんだろ?仕事に影響させたくない。」

ちゅ、と志穂の唇に優しくキスを落とす。
志穂の方から左手を離してくれたので、ベッドの端に放っておいた箱から取り出したものを丁寧に被せる。

今、志穂に妊娠という足枷をつけるわけにはいかないからな。
そこは、ちゃんとする。
俺も、志穂本人も。
妊娠は、覚悟が出来てからでいい。

志穂の潤っている花園は、あっさりと俺の大きさと熱さを受け入れた。

ゆっくりと出し入れすると、ベッドのスプリングが軋む音に合わせて、志穂の大きいとは言えないが形のいい膨らみが揺れる。

「色っぽくて最高だ、
愛してる、志穂。」

「耳元、よわ、いの……
も、んぁ!」

「やべ、キツ……くっ……」

志穂の締め付けが最高潮に達したため、俺も薄い膜越しに熱いものを吐き出した。

そっと、志穂の額に口づけをしてやる。

志穂がぐったりしている間に、手早く後処理をした。

「志穂、立てる?
先にシャワー浴びるか?」

「もう少し休む。
そしたら、一緒に入ろ?」

おい、今それ言うか……