「何してんだよ。 早く入れ。」 コウキに促され アタシは恐る恐る コウキと同居人の住む その部屋に足を踏み入れた。 「お、お邪魔します……。」 「今日からお前も ここに住むんだろ? ただいま、でいいよ。」 コウキが笑うと同時に 奥からドタドタと 走ってくる音がした。