いつの間にか 足の震えは収まっていた。 まだオロオロしてる彼を見て 思わず笑ってしまった。 そして泣けた。 気持ち悪いって 汚いって思ったはずなのに 逃げたいって 思ったはずなのに 背中の温かさは 何よりも嬉しかった。