青い桜が咲く頃に


そんなこと
考えていたときだった。



後ろから
アタシを包み込む
温もりを感じた。



「雄介……!?」


アタシは思わず叫んでいた。



探しに来てくれたんだ。

心配してくれたんだ。



アタシたち
まだ終わってなんか
ないんだよね。