しばらく歩き続け 辺りはすっかり暗くなっていた。 携帯は充電が切れ ただの玩具に成り下がる。 正確な時間はわからないけど 深夜なことに間違いはない。 未成年の家出娘が 堂々と人目につく道を 歩けるはずもなく… 公園の片隅 隠れるように 腰を下ろした。