青い桜が咲く頃に


「そっか……。
 そんなことがあったんだね。」


近くの喫茶店で
アタシが落ち着くまで
ケイちゃんは黙って
そばにいてくれた。



「そのあとのことは
 何も知らないの?」


コーヒーを一口
ゆっくりと飲み
ケイちゃんはアタシに訊いた。



アタシはうつむいたまま
知らないと
首を振った。