父親も
口数が少ないながら

安心してくれていた
みたいだった。


そんな不器用な優しさが
コウキと重なって

アタシの涙は
さらに溢れた。





こんな娘でごめんね。


たくさん心配かけて
本当にごめんね。


そして……

ただいま。


お父さん
お母さん。