憔悴しきっている 母親の姿を見れば 心配してくれていたことは 誰にでもわかる。 仕事ばかりだった父親も 必死でアタシを 探してくれていたらしい。 アタシはただただ 泣きながら謝るばかりで そんなアタシに 母親は笑いかけてくれた。 元気でいてくれただけで いいんだと 笑ってくれた。