憔悴しきっている
母親の姿を見れば
心配してくれていたことは
誰にでもわかる。


仕事ばかりだった父親も
必死でアタシを
探してくれていたらしい。



アタシはただただ
泣きながら謝るばかりで

そんなアタシに
母親は笑いかけてくれた。


元気でいてくれただけで
いいんだと
笑ってくれた。