その日アタシは
二人が愛し合ったベッドで
コウキに抱かれた。



無意味で
バカみたいなことを
してみたかった。



これほど悲しくて
これほど笑える
愛の営みを
多分アタシは
一生経験しないだろう。



アタシたちは泣きながら
バカみたいに笑って

ダイセイの愛を
確かめ合った。