ダイセイが指差しているのは 間違いなく コウキだと思っていた少年。 「えぇ!? 嘘だ!!」 アタシはそのまま 固まってしまった。 「失礼な!! 俺はこんな 悪ガキじゃなかったよ。」 そんなアタシの隣で コウキがぼやいて ダイセイは笑っていた。