―…。


「涼子、あんちゃんに、
この寝間着、持って帰ったるか?」


「うん!持って帰る!」



「…いや、やっぱりやらへん。
そんなにあんちゃんの事、愛してるなんて許さへん。

なんで、あんな、あんちゃんなんか好きになったんや?
なー、どうして?」



「だって…。
梅さんは、とても大好きな人だった。
自分の命より、大切な人なの…。」


「もう、のろけ言うな。
このアホ…。
頭おかしくなるやん…。

言うな。聞きとうない。


…なぁ、涼子、
ここに泊まってくれへんか?
頼むから…。

…っっ。」


「何 泣いてるの?」


「来たって最後には帰るやろ?
それが嫌やねん。
辛い…。


…どっか飯食いにでも行こうか。」



「うん、行こう。」