「なんぼ、俺が好きでも涼子は、
あんちゃんの所に戻って行くねんな…。
あんちゃんに代わりたかったなぁ。
もっと、早くに逢いたかったな…。
涼子は俺の女やと思ってるさかい、ごめんな…
…今日は帰らんといてくれ。
ここに泊まって…
俺、一人ぼっちや…。
可哀想やと思わへんか?」
「そう思うけど、うちには、
子供がいるの…。
だから、もうちょっと大人の男になって。」
―好きなの。
とっても好き。
でも…これ以上はどうにもならへん。
堪忍して…。
『今日は梅さん、明日は沖美。』
って、あちこち行かれはせぇへん。
分かってぇな。
2人共、死ぬ程好きやねん…。
でも、どうしようもあらへんねん。
ごめん、沖美…。

