―やっと、仲直りできたなぁ…。
どっちも好きなの…。
梅さんは優しくて、男らしいし、
それに、寛大やから大好き…。
沖美は男前で、優しくて、可愛いし、
人情味の厚い人やから、
どっちか迷うんやな…。
でも、どっちも大好きや。
これで、いいよね…?
「でも、やっぱり沖美の所に行く時は、
俺が送って行くさかい、心配すんな。
沖美、お前もこれでいいな?わかってんか?
涼子が好きやったら仕方あらへんしな…。
嫌いになるまでは送って行くさかい、
頼んまっせ、ホンマに。」
「あんちゃん、すんませんな、
堪忍してや。」
―うちは欲張りなのかな?
どっちも捨てたくない。
愛してるんや。
男前で、キップがいいのは一緒やし。
もう、なるようにしか
ならへんがなーっ。

