「どこに住んでるの?
親戚の家?」



皆が心配の固まりだった


「うちらの親は
駆け落ちだから
親戚はいないんだ
たった1つの親戚が、直樹の両親だったから」


そう、私達に親戚はいなかった

「んじゃぁ、どこに?」



「友達の家に、、、、」


私が言った


「でも、あれって、家なのか?」


高貴が言った


「一応、家だろ」

直樹が答えた



「もしかして!
お前ら、ホームレスに?」


海が恐ろしい顔で聞いた



「違うよ!?
ちゃんと、飲み物もあるし
パソコンもシャワーもある家だよ?」



皆、一安心


「んじゃ、今度くる?」


結城が言った



「えっ!?
いいの!?
皆で、行くよ!!」


海達は、大喜び


「オイッ!!
皆、入らないだろ?」


直樹が結城に言った



「大丈夫だよ?
プレミアムルームだし
入らなかったら
隣に入ればいいし」



そして、皆で私達の家に行く事に、なったのです