夏、青春







「…ひっく…うっ…」
「なあ俺はただの友達?」
「…っ」


私は相澤君のユニフォームを
握りしめた。


「…返事はいつでもいい」ぽん


暖かくて大きな手が頭を撫でた


「…っ…ごめ、泣いてしもて」
「ええって、気にすんな!」
「相澤はええ奴やな、バカやけど」くす
「はあ?バカは関係ないだろっ!」
「ぷっ「「ははは…」」




あいざわ、変な奴やけどいい奴。
いきなりの告白はびっくりした
けどすぐに答えはだせん。
ゆっくり考えて考えて返事する。
私が好きなんは堂林君やけど、
相澤も大事な大事なひとやけん。



「…ありがと、ばかざわ」
「うるさいわ、はよ帰れ」
「うん、ばいばい」
「おぅ、ほなな」
「野球頑張れよ、ばかざわ」
「…ばかざわ、定着しとるな」
「…ばかやけん」
「…はは、なんなほれ」








――――――――…



「堂林、く」
「中山さん、」










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