〜〜〜生徒手帳を見せた。
………………………。
『チッ!!ウゼェ!!あんた、初めてとか言うわりに、ずいぶん慣れてたじゃねぇか。』
『あなたに、抱かれたくて頑張ったの。あなたが好きなの。莉紅君…』
いきなり、キスしようとした桐原。
冗談じゃねぇ。
俺は、寸でのところで桐原を突き放した。
『調子に乗るな!!お前と付き合うつもりなんかねぇ!!』
『何で?きっと私を好きななってもらえるように努力するから!!』
『努力したって無駄だ。じゃあな。』
支払いを済ませ、1人で部屋を出た。
何度か、待ち伏せされた。
その度、完全に無視して相手にしなかった。
そのうち、パタリと来なくなって安心してた。
