「ぅわっ!?」
ギュッ!!
キッ。
………。

由希が突然、抱きついてきた。
そして、先輩達を睨む。
2人を見て固まる。


莉紅と、後から静かに入って来た光貴君は、先輩達の反応と由希の反応を見て、大笑い!?


「「ぷっ、ワハハハハ!!」」

「えっ?えっ?」
私は、訳が分からず。
茫然。

「さっき、こいつが微笑むと男が靡くとか言ってたけど、女のあんたも靡いてんじゃん。ククク…」


「姫野は渡さないわよ!!私の大事な親友なんだから。」

莉紅も由希も、なんかおかしなこと言ってる


「べ、別にいらないわよ!!あんた、なんでそんなお人好しなの?バカでしょ。『忘れましょ』って、あんたそんなに簡単に許せるわけ?」


「姫野!そうよ!!なんで「いいの!もういいの。麗香先輩の気持ち分かるから。長野先輩の事が、本当に好きなんですよね?誰にも渡したくないって想うほどに。」


「だからといって。もう、嫌がらせされるのはイヤですよ。私は、長野先輩の事好きです。けど、お兄ちゃんみたいな感覚ですから。彼氏にしたいとかじゃないです。だから、麗香先輩が焼きもち妬かなくて大丈夫ですよ。」ニコッ。


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皆、どうしたの???


「ん?」と首を傾げると、更に皆の顔が赤くなった。