次の日、眠くなる授業を何とか乗りきり放課後になった。


「姫野!体育館に行こ。姫野が応援してくれれば、皆張り切るよ〜♪」


「ん?待って。何で皆張り切るの?私の応援で?由希の応援の間違いでしょ?」

「私のわけ無いじゃない!前にも言ったでしょ。姫野を狙ってる男は、沢山いるって♪バスケ部のほとんどは姫野のファンだよ。」


「はっ!?由希笑えない冗談やめてよ!」


「冗談じゃないし♪ねぇ、葉山?姫野狙いの男、沢山いるよねぇ〜?」


「…あぁ。」