[君の秘密]

[誰だってあれは惚れるよ。高校生じゃねー、あいつは。その辺の女よりずっと大人だ。考え方も、教養だってある。逆に俺が情けなくなるよ]


[え…]


[あいつ、あんなちっぽけな身体で俺よりずっと大人だ。俺なんかただ歳くっただけでなんも成長してねーって思っちまうくらいにな。]


俺はこいつには叶わないって
思ったのに
君はこいつにこんな事を思わせる






でも…


[…じゃあなんでだよ]

[…え?]



俺は考える間もなく声にしていた


[…じゃあなんで、そばにいんだよ!負担かけんなよ!どんなに大人だって高校生だよ、まだ17だよ!それに、お前らの関係だって世間的には御法度だろ!そんなに愛おしく思ってんなら世間を敵に回すような事すんなよ!させてんじゃねーよ!俺からしたらあんたは白石を…白石麻耶を落とし入れてるようにしかみえねーよ!]


[…綺麗事にしかきこえねーよ…]


俺はそう付け加えると



[…ごもっともだな]



あいつはそう言って煙草をくわえ
大きく白い煙を吐いた


















[愛おしく想ってるから手放せないんだ]