[君の秘密]

なにも口にしない君

俺は君の肩に手をかけ
上体を起こす

その時に漂ってきた君の香り

思わず君の顔を視界に写す

凛として
誰よりも気高く
周りを虜にしていた君











そんな君は、君ではなかった

まるで抜け殻のように
ただただ一点をみつめ、その瞳に輝きはない






そんな君に、かける言葉が見つからない。



そして感じた











俺は、無力だ