[君の秘密]

「立場」
その言葉を言われてしまえば
君が抵抗出来るはずがない

君の弱みを握ってしまったばっかりに
俺は止める事しか出来ない



君はこんなにも、壊れてしまいそうなのに











俺はなにも口にしないまま
君のいる机にむかった

そこには君の変わり果てた姿

両足を閉じて右側に倒してはいるが、
その脚にかかったスカートは
今にもめくれあがりすべて見えてしまいそうだった




一瞬君の太股に視線をむけてしまったが、すくに反らし、君の目を覆っている神谷のネクタイに手をかけた

微動だに動かない君の顔からそれを解く

そこには君の生気を失った瞳がうっすらと空いていた