[君の秘密]

長く続く沈黙








[たすけて]の言葉を引き金に俺は科学準備室に押し入った








[‥おまえ‥‥‥‥]

呟く神谷

[‥‥‥。]

神谷を睨みつける俺

[‥っふ、‥ぅ‥]

机の上で押し倒され目隠しをされたまま
淫らな格好になっている君の姿と頬を伝う涙















[‥‥あんたのやってる事、犯罪だよ。]

俺は神谷に向かいそう言った




正直なところ、神谷から目を離せなかったわけではなく、変わり果てた君の姿を視界にいれる事ができなかった




[‥っふ、言いたきゃ言えよ?教師に襲われましたってな]

[だがなぁ、それを言っちまった後の事を考えろ?お前が必死に守ろうとしてる奴がその後どうなるかってことをな。]

[高橋、お前が守ろうとしてるこの女、教師に犯されそうになった女だと、冷ややかな目で見られるのは目にみえてる。それにこの女が守ろうとしている奴の「立場」を考えろ。悪いが俺はこいつ等の事を黙っているつもりはない。それがわかってても尚、言いたいなら言えよ。]










そう言って神谷は科学準備室をでていった