君は、いつも
いつだって、
窓の外を見ている


窓が少しあいていて
心地よい風が
君のその長い髪を
なびかせている


その風に抵抗するように
君はその白くて綺麗なゆびで
髪を耳にかける


俺は、何度その仕草に
見とれてしまった事だろう