「大丈夫かい?」
私の目の前には、綺麗な男の子が3人も立っていた。
ふと…辺りを見ると、口の臭いオジサンと、銀歯ギラギラのオジサンは居なくなっていた…。


「大丈夫です…ありがとうございます」


「それなら良かった…じゃあ、気をつけてね」

爽やかな笑顔を振りまいて、男の子3人は去って行った…。

「あ…」


名前を聞くのを、すっかり忘れていた…。