「ひなちゃん、よろしくね」

「うん、よろしく。由宮」


「名字じゃなくて、名前で呼べよ…俺達も名前で呼ぶからよ」と、照れくさそうに聖嵐が呟く。


「貴司、聖嵐、由宇改めて、よろしくね」


こうして、私達の新しい家族が増えた。