それにしても…私達。


義理の兄弟になるんだ…
思わず、3人を見つめてしまった。


視線に気づくと彼等は、「いやぁぁ〜まさか、里菜さんの子供が、お前とは知らなかったなー」
呑気に笑っている藤堂。

「俺達、兄弟になるんだね」
ぴょんぴょんと、嬉しそうに跳ねる由宮。

「……世間は狭いな」
信じられない言う様子で、秋元は呟いていた。