「じゃ、そういう事だから~」 ピースサインをしながら、部屋を出て行く両親。 なんなんだ全く…… ふぅ…とため息をついて玲緒を見ると、嬉しそうにはにかんでいた。 「嬉しいの?」 「うん。だって、私達の兄弟が生まれるんだよ?」 「そーだな…」 「陽琉は嬉しくないの?」 玲緒の質問に、黙り込む。 嬉しくないわけはない。 でもなんか…ちょっと複雑じゃね?