禁断〜君と半分こ☆〜[短編]



柑とワタシは血が繋がってない



あまりにも唐突すぎて言葉が出ない



さっきワタシが神様にお願いしたから??



だけど



これじゃあ柑は………



−−ギュッ………


「かっ………」


「神様はいたんだね。」


「えっ、、、」


後ろにいた柑がワタシの身体をそっと抱きしめた



「玲が、、玲に、、ずっと触れたかった」



耳元で囁かれる柑の言葉


「柑…………」



「玲、、、玲が好きだよ……」



涙が零れた



一番聞きたかった言葉を


耳元で赤くなりながら囁く柑



「玲は??僕の勘違いじゃなければ、、、」


「柑が好き。ずっと好きだった」