柑とワタシは血が繋がってない
あまりにも唐突すぎて言葉が出ない
さっきワタシが神様にお願いしたから??
だけど
これじゃあ柑は………
−−ギュッ………
「かっ………」
「神様はいたんだね。」
「えっ、、、」
後ろにいた柑がワタシの身体をそっと抱きしめた
「玲が、、玲に、、ずっと触れたかった」
耳元で囁かれる柑の言葉
「柑…………」
「玲、、、玲が好きだよ……」
涙が零れた
一番聞きたかった言葉を
耳元で赤くなりながら囁く柑
「玲は??僕の勘違いじゃなければ、、、」
「柑が好き。ずっと好きだった」

