禁断〜君と半分こ☆〜[短編]


−AM2:00


下着のままベットで泣き腫らして


ふと目が覚めた



「喉、渇いたかも……」



夏用のパジャマを着て



そっと階段を降りた




薄暗い廊下を歩いていくと


リビングの明かりが点いてる事に気づく



ママ達まだ起きてたんだ・・・







リビングのドアノブに手を掛けて



中に入ろうとした



「二人とも大きくなったわね…」



ママの声に一瞬中に入るのをためらう



「ああ…………柑がこの家に来てから15年がたったな。」



えっ………