【土方side】 夕方の町。 俺は散歩に来ていた。 ん…?あれは… ふと見慣れた後姿が視界に入る。 「…菊菜?」 「えっ…」 その菊菜の表情は 悲しみに満ちていた。 今すぐ菊菜を抱きしめたくなった。 俺は急ぎ足で菊菜のほうへ向かっていく。 「ひじかたさっ…」 菊菜の体が揺れる。 体勢を崩したのか菊菜は倒れそうになった。 間一髪で俺はそれを支える。