「おい、品川。ここどういう意味だ?」
「これはこうですよ~」
「ねぇ品川さん、ここってどうすればいいの?」
「これは…あれ、何だっけ?えーっと…」
やばい…頭がこんがらがってきた…
「あ、そうそう!これはこうで…」
「おぉ、なるほど。」
「おい、品川、これは?」
「えーっと?あぁ、これがこうで…ん?ちがうちがう。こうだったかな?」
自分の問題が進まない…
「っておいおい、お前らだけ進んで品川だけ進んでねーじゃん。総司も土方さんもちゃんと品川が自分の勉強も進められるように質問しろよ」
「っていう佐ノさんはできてるの?…って…できてる…」
と沖田さんが言うので見てみると…
「ほんとだ…すごいですねっ!原田さん!私より進んでる~!」
「あたりめぇだ。俺が総司達教えてるから、今のうちにそこ終わらせろ。」
「あ、はい!ありがとうございます!」
原田さんは優しいなぁ…
「おい!ちげぇだろうが!ここがこうって何回も言ってるじゃねぇか!」
ビクッ
前言撤回…
怒るとこわいかも…
「佐ノさん教え方雑すぎ!やっぱり品川さんの方が良かったなぁ…」
「おい、こっちはどうなるんだ?」
今度は土方さんからの質問。
「じ、じゃあ、私は沖田さんを教えますから、土方さんをお願いします。」
「おう!任せろ!」
「それじゃあ、次の問題…って全然進んでないじゃないですか!?」
だってけっこう時間が経ってる筈なのに…
2問しか解けてない…


