「じゃあ、この子ちょっと借りていーい?」
と言って沖田さんが私の頭に手をポンッと乗せた。
「え…ちょっ…」
コギャル(っぽい)人が話しかける。
「何?まだ何かあるわけ??」
「え…いや…」
顔をあげると、そこにはいつもニコニコ笑顔の沖田さんの表情が一変して、怒りに満ちた顔になっていた。
「だったら話しかけないでくれるかな?鬱陶しいから。」
と言うといつものニコニコ笑顔に戻った。
「行こっか。」
「あ、はい…」
と言い、私たちは校門に行った。
すると、そこにはこの時代にいる新選組全員が居た。
と言っても、幹部の一部の人だけだからそんなにいない。
「み、みなさん…?どうしたんですか?」
「喫茶店というものを見つけたから学校を抜け出して今から行こうかとおもってな。」
と土方さんが言うと、みんな『楽しそうだよな~』とか『早く行こうぜ!』とか…楽しげに話をしている。
「よし、行くか。」
と行く気満々の土方さんとその仲間たち。
「ちょっ…学校、まだ授業あるのにーっ!?」
「いいんだよ。こういうときは。明日きっちりやればいいだろ?」
と何か不真面目な事を言っている土方さん。
「いや、そういう問題ですか…?」
と少し困ったような顔をしている。


