空いた口が塞がらないままの大貴を無理矢理連れ出し、自分の部屋に連れてきた。


「おいっ、橋本!!どういうことだよ?!」


「こっちが聞きたいわぁ!!」


逆切れしつつもお互いの事を話す2人。


共通しているのは2人とも事故に遭いそうになった瞬間、この時代に来た。


「こういうの、SFだとタイムスリップって話になるけど……」


「現実にあったんだな……」