「あの、今って何時頃でしょうか………?」


最後の勇気を振り絞って聞く。


「ん?ああ、酉の刻を回っているのは確かなんだが………」


(やっぱり……)


体力を使い切ったのか、大貴はその場で失神した。


「うっ、うわ、大丈夫かぁー?!」